2011年5月21日土曜日

久しぶりの手賀沼 城跡と古墳


より大きな地図で 20110521teganuma を表示


早い昼食の後、手賀沼へ出かけました。
南よりの強い風の中湖岸に沿って向かい風になったり追い風になったりを繰り返して南岸から回りました。GPSのトラックログが多すぎたので軌跡は一部になっています。
手賀沼大橋
手賀沼大橋の下は何となくスタート地点のように感じてしまいます。

蓮群生地
随分沖合まで蓮が進出しました。そのうち対岸に・・・。



黄菖蒲
南岸でも群生している箇所が数カ所あったのですが珍しい色の菖蒲だなと思っていました。黄菖蒲というそうですが明治期に珍しい色であるということでヨーロッパから導入されましたが繁殖力が旺盛で野生化し日本各地の湖沼・河川で繁殖域を広げているようです。珍しい物がぽつんとあるのはありがたいですが在来種の藍色の菖蒲が珍しくなってしまうと趣がありませんね。

南風で波打つ北岸




鎮座ましまして

コブ白鳥の親子
 ででんと道ばたに鎮座していた白鳥はコブ白鳥の親子を守っていたようです。
すぐに草影に隠れていきました。子育て時期の白鳥は猛獣のように凶暴化しているので親子連れの白鳥を刺激しないよう接近はほどほどに・・・。

手賀沼大橋


車の少ない小径をふらふら。木陰があったりで快適。




旧武者小路邸(大正時代) 現在は個人宅

公開していません






斜面林に沿った小径を走っていくと「根戸城跡、金塚古墳」の案内を見つけました。
案内には「根戸城跡と金塚古墳は、荒追(あらおい)遺跡という縄文時代から奈良・平安時代まで続く大きな集落跡と複合しています。」とあります。
とても興味を引かれてしまい中を見たくなりました。
地図を見る限り根戸城跡は増尾城跡に似た土塁と堀があるようです。

どこかから入れないかとぐるりと回ってみましたが立入り禁止箇所があっただけ。
根戸城跡は民有地のため立ち入りできませんでしたが、金塚古墳は通りすがりの方に聞いてみると市有地になっているので入れるよということで「道」を通って古墳のある高台へ上がりました。
高台に上がっている最中に、東葛人さんが水神山古墳を訪れていた事を思い出しました。

謎の蔓植物が枯れたまま、ぶら下がっていた

薮の中にある金塚古墳(円墳)
 真ん中付近がこんもりしています。2mくらいありました。

竹同士が擦れる音や、折れた竹の隙間に風が抜けて夜聞いたら怪しげな音が響き渡っていました。
発掘調査の跡らしい

アオダイショウ
 自転車に戻る最中に何やら細長いものに出会いました。
木から落ちてくる蛇もいるので今回は穏やかな出会いです。
ヤバいと思ったのか蛇はじっとしていました。

アオダイショウ2mくらい
手賀沼を後にして大堀川へ

カメラマン
 望遠レンズを装備したおじさまたちが川岸の草むらに潜んでいました。
何か鳥がいるようなので自転車を止めていると甲高い鳴き声が移動していきます。なんと、大堀川にカワセミがいるようです。おじさまたちが熱心に狙っていたので今回は草むらに潜んでみようとは思いませんでした。

 緩やかに過ぎていった淡白な土曜日の午後でした。

追記:武者小路が晩年過ごした旧邸宅は調布の実篤公園内にて公開されています。 武者小路実篤記念館

2 件のコメント:

  1. roadrunnerさん、こんにちは
    金塚古墳には行ったことがありませんでしたので、参考になりました。
    いずれ訪ねてみたいと思います。
    黄菖蒲も知らなかったです。
    やはり外来種なのですか。
    どうも最近は、野生の草花も外来種ばかりのような気がします。
    そう言えば、コブハクチョウも外来種だったですね。
    それにしても、最近カワセミが至るところに出没していますね。
    私の中では、価値が大暴落しております(笑)

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  2. 東葛人さん、こんばんは。
    コメントに気づくのが遅くなり申し訳ありません。
    金塚古墳の奥にある根戸城跡も気になるところであります。
    市有地なのですが道路側からテントが見えたのでテントの方が気になっています。
    古墳より奥は下草が茂っていて容易には進めそうにありませんでした。
    カワセミは以外と身近な鳥なようですね。とはいえカメラに収めた事がないのでそのうち撮影してみたいです。

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