2010年5月21日金曜日

ハブダイナモホイール組2

第二弾として、先週末に通勤用自転車のホイール組を行いました。
今回はフロント(ダイナモ)、リア(フリー)の両ホイール組です。

<リア側>
2時間程度で振れとりまで完了です。
フリーがあるのでフリー側のスポークが短く、反対側が若干長くなっているので難しいのではないかと思い、先にリア側(FH-T660)から組みました。
リアホイールはチャリ遍路時の暗闇でリム打ちをしてスポークが何本も折れてしまったので、自転車屋で振れとりをしてもらても完全に治らないまま乗っていました。振れたままではブレーキの効きも悪くなります。ダイナモがdeore LXクラスだったのでリア側もあわせてdeore LXにしました。

<フリーハブFH-T660>

前回のホイール組と異なる点はフリー側と反対側のスポークを長さ(2mm)が異なるので組み違えないようにする点でした。
手順は同様です。
難航するだろうと思っていた振れとりもあっけなく終わりました。
組違えると、永久に終わらないでしょう。

<スポーク長3種類と真鍮ニップル>

<フロント側>
シマノの3W仕様ダイナモ(DH-T660-3N)を組み付けました。同品番に(DH-T660-2N)という製品があり2.4W仕様となっています。同社のヘッドライトに3W仕様のものがありますが、テールランプを取付けたいのでヘッドランプに2.4W,テールランプに0.6Wを割り当てる予定です。ダイナモとヘッドライト、テールライトの義務付けられているドイツでは、あるスピード56km/h位で過電圧になりライトが故障する事故があった為か過電圧から保護する部品を義務付けられています。シマノ製ダイナモにはこの部品が付いていないようなのです。本当に壊れるかわかりませんがドイツからこの部品も送ってもらうことにしました。シマノのダイナモ利用者はママチャリを想定したものが多いためでしょうか。

<DH-T660-3N>

点検中にフロント側のホイールに組み違えが1本みつかり修正して完了。
振れたホイールの為にずらしていたリア側のブレーキの位置を修正して試乗しました。特に問題はありませんでした。タイヤが傷んでいるので近いうちに交換しなければならなそうです。通勤用自転車のタイヤをあまり細くしてもクッション性がなくなり、疲れるので32Cか28Cにするつもりです。

<ホイール組完了>

ダイナモは手で回すとゴリゴリとした抵抗感があり、スムーズに回らないので漕ぐと重いのではないかと思いました。実際に漕いでみると予想した程の抵抗はありません。例えるなら、走行中に白線の上を走っている時とそうでない時の違い程度です。肝心のライトは輸送中で届いていません。

<参考にした書籍>

ロードバイクの科学―明解にして実用!そうだったのか! 理屈がわかれば、ロードバイクはさらに面白い! (SJセレクトムック No. 66)

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